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江戸川区の治安はどう?犯罪発生率、交通事故発生率を調査!

2016年4月18日

江戸川区について

江戸川区写真出典:佐藤剛の日日雑記

今回は江戸川区の治安についてです。

江戸川区といえば葛西臨海水族館や葛西臨海公園といった東京を代表する行楽スポットを思い浮かべる人が多いと思います。では東京を代表する行楽スポットをがある江戸川区の治安は良いのか?悪いのか?調べてみました。
 


 
現在の江戸川区の治安や交通事故の状況を知るためにも、まずは江戸川区の簡単な概要を確認しておきましょう。

江戸川区の面積は東京23区のなかで4位、人口も4位。そして子どもが多いことでも有名で、子供の割合は東京23区のなか断トツで1位となっています。この子どもの割合の高さが治安の良し悪しに関わってきそうですね。

江戸川区の子ども割合が多い理由は、若い子育て世帯への施策が充実しています。そのため江戸川区で子育てをしたいという人が多いのです。その結果、江戸川区では今なお人口が増え続けています。

 
以前の江戸川区は面積が広いのにも関わらず交通アクセスが整っておらず陸の孤島と呼ばれていましたが、東西線と都営新宿線の開通により都心への交通アクセスは解消されました。しかし、江戸川区は縦長の形をした区なのですが南北を通る電車は存在せず、南北に移動する公共交通機関はバスを利用するしかないのです。

そういった事もあり江戸川区の1世帯あたりの車保有率は高く、車社会な区と言えます。こうなると事故発生率も高いのでは?と気になるところですね。

 
それでは江戸川区の犯罪発生率、交通事故発生率を見てみましょう。

江戸川区の犯罪発生率と交通人身事故発生率

刑法犯発生件数(平成26年):7,807件
犯罪発生率:1.15%
出典:「警視庁」自治体別刑法犯発生件数を基に作成
住民87人に1人が被害に遭う計算となります。
 
交通人身事故(平成27年):1,236件
交通人身事故発生率:0.18%
出典:「警視庁」区市町村別交通人身事故発生状況を基に作成
住民550人に1人が事故に遭う計算となります。
 

江戸川区の犯罪件数は東京23区のなかで4位と犯罪件数は多いですが、犯罪件数を人口で割った犯罪発生率は12位と中位に位置します。

そのため江戸川区の治安は東京23区のなかでは普通といったところでしょうか。江戸川区は子どもが多い区なので、もう少し犯罪発生率が低くあってほしかったのですが残念ですね。

江戸川区は面積が広いのである程度、犯罪が起きてしまうことは仕方ないのですが、面積が広い他の区では犯罪発生率が低い区もあります。

子どもが多い江戸川区だからこそ、もっと犯罪を減らす活動を行ってほしいですね。
 

いっぽう、交通人身事故発生率は東京23区のなかで18番目と低い値です。車の保有割有が高い江戸川区ですが交通人身事故発生率が低いのは良いポイントですね。

近年、江戸川区内で起きた事件

「江戸川区 強姦事件」

事件発生日時:2015年10月

事件概要:江戸川区内でのマンションに帰宅した女子高生に後ろから近づきハサミで脅し、近くの駐車場に連れ込んで強姦したとして男が逮捕され「ストレスが原因でやった」と供述しているそうです。

マンションに帰宅した所を狙い駐車場まで連れいくなんていうのは、他の住人に会う可能性が非常に高いです。にもかかわらず犯行に及ぶというのは現場を下見して計画的な犯行でないとできないような気がしますね。

私が調べた事件がたまたま、そうだったのかわかりませんが、江戸川区の事件はわいせつな事件が多いように感じました。

江戸川区の治安は東京23区のなかで普通です。みなさん気を付けましょう。

 

江戸川区の人口密度

次は江戸川区の人口密度を見てみましょう。

人口:680,262人
区の面積:49.09平方キロメートル
人口密度(1平方キロメートルあたり):約13,643人
出典:「住民基本台帳による東京都の世帯と人口」を基に作成
 
ちなみにディズニーランドとディズニシーの2つを合わせた面積が、およそ1平方キロメートルなので江戸川区の人口密度は夢の国2つに約13,643人いる状態です。

江戸川区の面積は東京23区のなかで4番目に広く、人口密度は16番目です。やはり面積が大きいので人口密度は東京23区のなかでは低くなっています。

江戸川区の子どもの割合と高齢者の割合

15歳未満の割合:14.19%
江戸川区を東京23区の中で15歳未満の割合が多い、少ないの2つで分けた場合、15歳未満の割合が多いほうに入ります。

65歳以上の割合:18.11%
江戸川区を東京23区の中で65歳以上の割合が多い、少ないの2つで分けた場合、65歳以上の割合が多いほうに入ります。

 
出典:「政府統計の総合窓口」2010年国勢調査を基に作成

最初にも少し書きましたが、江戸川区は子どもが多い区です。子どもの割合は東京23区のなかで断トツで1番高い割合となっており2位の足立区とは約2%も違います。また65歳以上の割合は21番目となっており、子どもが多く65歳以上が少ない街といえます。

江戸川区にある主要な駅

江戸川区 西葛西駅前江戸川区 北千住駅前 写真出典:せいしんパンダ

江戸川区の主要な駅と聞かれると、すぐにはパッとは浮かびませんが江戸川区民の方に聞いていみると西葛西駅か小岩駅駅という回答が多いです。

 
主要な駅:西葛西駅、小岩駅

まとめ

子どもの割合が多く65歳以上が少ない江戸川区ですが治安は普通です。犯罪発生率は多くもなく少なくもなく中間の値となっています。

せっかく子どもが多い江戸川区なので、もう少し犯罪対策に力を入れてほしいですね。

この江戸川区をみてもらえばわかると思いますが、子どもが多いからといって治安がよくなるわけではありません。治安というのは地域住民と警察、この二者が協力して防犯意識を高めなければ治安はよくならないのです。

 


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