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収入だけが大事ではない。地元へのUターンは考えていない

2017年5月26日

今回は「収入だけが大事ではない。地元へのUターンは考えていない」というタイトルで、もし収入が今とそれほど変わらないとしたら地元に帰りますか?という質問に答えて頂きました。



地元にはもう帰らない理由

私は岡山県出身の37歳の女性で、語学講師の仕事をしています。

大学入学を機に上京、以来20年近く東京都内で暮らしています。

もし収入が変わらないとしても、地元にはもう帰らないでしょう。

その理由はいくつかあります。

まず、私は地元ではない人と結婚をして、子供もいるからです。

主人は神奈川県出身で、義理の両親も神奈川県に暮らしています。

私の両親は岡山県に住んでいますが、地元に戻るにはまず夫と義両親を説得せねばなりません。

孫となかなか会えなくなるので、説得は難しいでしょう。

地方に帰れば今の仕事は続けられない

第二に、私の職業が挙げられます。

私はメジャーではない言語の講師をしています。

勤務先は大学や企業など様々ですが、地方だとおそらく仕事を続けることは難しいでしょう。

ビジネスや学問の中心である都会だからこそ需要があるわけで、地方に帰ればこの仕事は続けられなくなります。

せっかく身につけたスキルですから、できるだけそれを活かせる職業でいたいです。

地元は交通の便が非常に悪く車がないと生活ができない

第三に、生活の不便さが挙げられます。

私の地元は岡山県でも市部ではなく、郡部です。

電車は1時間に1本程度の交通の便が非常に悪いところで、車がないと生活ができません。

私は自動車免許を持ってはいますが、運転するのがあまり好きではないので、日常のちょっとした買い物や、ショッピング等で遠出をするのが面倒なタイプです。

年に二回、各10日間ほど帰省をしていますが、時間がありあまってしまい、子どもと過ごす時間を持て余してしまいます。

東京ですと、子ども向けのイベントなどかなり充実していますが、地元は過疎地域で子どもの数も少なく、子連れで気軽に遊びに行けるところはなかなかありません。

小児科がある病院も遠く、出産のできる産婦人科に至っては、高速道路を使って1時間もかかるところにあります。

これではいざという時に心配があります。

東京は物価が高いとよく言われるが、地元でも出費は多い

第四に、物価が挙げられます。

東京は物価が高いとよく言われますが、実感としては生活にかかる費用は地元よりも安いです。

特にガス料金はプロパンの地元よりも都市ガスの方が断然安いですし、食料品もあまり変わりません。

地元だと一人一台車が必要になるので、トータル面で出費が増えると思います。

いまや地元よりも東京で暮らしている期間の方が長い私ですから、もしかしたら私の知る地元とは大分変わっているのかもしれません。

仮に今と同じくらい仕事が入ってきて、同じ給料を貰えたとしても、以上のような理由から地元へのUターンは考えにくいです。


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