今回は「どんな家でも不満は必ず発生する!それなら安い建売住宅が良い!」というタイトルで、建売住宅を購入して良かった点と悪かった点について教えてもらいました。
土地を持っていないと注文住宅は相当な大金が必要となる
29歳男性。
戸建住宅を購入する場合、注文住宅か建売住宅の二つから選ぶことになります。
土地が余っている地方に比べ、都心部になればなるほど、この二つの選択はより建売住宅を選ぶ方が多くなってくるのではないでしょうか。
何故なら、親との二世帯による建て替えや、相続により土地を持っている場合以外、都心部である程度の広さの土地を購入するだけでも、相当な大金が必要となるからです。
お金持ちなら何の問題もありませんが、住宅ローンを組んでまで戸建を購入しようとする人にとって注文住宅は非現実的であり、土地付きの建売住宅を購入することしか出来ない場合が多いのです。
あまり良いイメージを持っていなかった建売住宅だったが…
私は29歳(男)でインテリアデザイナーをしており、頭金をかなり貯めたのですが、注文住宅には全く手が出ず、ローンを組んで都内に建売住宅を購入しました。
建売住宅に対してはあまり良いイメージを持っていなかったのですが、幸い建設途中ということもあり、工事現場に足を運んだり、住宅診断をしてもらったりと色々調査をしてから購入を決断しました。
建売住宅のデメリットとして、耐震性の問題、間取りや材質・素材が決まっている、そして品質に問題がないかが不明というのが挙げられます。
間取りや素材等は私のように気にいる場合もあるので、そこまでデメリットではないかもしれないが、耐震性と住宅の品質は、既に建ってしまっている物件では、大いに問題となります。
自分や家族の命に関わるこの問題は、購入の契約前(内覧時がベスト)に第三者の住宅診断士に調査してもらうことで、安心な住宅なのかを判断することができます。
そして、この調査を行うことで、建売住宅の前述のようなリスクを回避できます。
建売住宅の購入は変に悩むことがない
一方、メリットとして、住宅購入に変に悩まずに済むことが挙げられます。
気にいれば購入し、気にいらなければ購入しなければ良いというのは、建売住宅ならではのメリットです。
また業者が土地を選定しているので立地が良いことも挙げられます。
実際私が購入した住宅も駅、スーパー、ショッピングモールどれも徒歩3分圏内という非常良い立地にあります。
また、窓にしろ、キッチンにしろ、お風呂でも、全て一般的な規格のものが設置されているので、故障時や取り換えで悩む必要がないこともメリットに挙げられます。
規格が合わないと特注になったり、一部工事を行う必要が出てきたりと余計な出費を強いられる可能性があるからです。
注文住宅でもマンションでも不満がない事などあり得ない
このように建売には建売の良い点が多くあり、一概に建売住宅だから良くないと考えるのは早計です。
注文住宅にしろマンションにしろ、全く不満がないことなどあり得ません。
また住んでいれば、設備やコンセントの位置、そして間取り等の気にいらない部分も次第に慣れていき、そのうち気にならなくなるものなのです。
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