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品川区の治安はどう?犯罪発生率と交通事故発生率を調査!

2016年3月24日

品川区写真出典:wikipedia

今回は品川区の治安についてです。

東京23区の中でさまざまな値が真ん中の順位となることが多い品川区の治安について調べてみました。

 

 

東京23区のなかで品川区の面積は10位、人口も10位。人口密度は11位、事業者数は11位など、どの順位をとってもそこそこな品川区です。ほかにも順位を付けると、まだまだこういった順位のものが出てくることから、ある程度の水準を保っている街といえます。

 

まず品川区にまつわる有名な話ですが、JR山手線の品川駅は品川区ではなく港区にあります。そしてJR山手線の目黒駅はこの品川区にあります。この駅名と住所が一致しない理由は諸説あるようですが、ともに当時の周辺住人の駅建設反対説と用地取得や工事を簡単に行う場所を選んだ結果という説の二つが有力なようです。

 
品川区と言えば、関東一長い商店街として有名な戸越銀座商店街があります。全長1.3キロもあり平日でも1万にもの人が訪れて買い物を楽しむと言われています。そのほかにも品川区には武蔵小山や中延などいった多くの人で賑わう商店街がある街が多くあり、庶民的な街の一面を持っています。
 
一方、大崎や天王洲アイル周辺は再開発により高層ビルが立ち並び新しい街へと変化しています。
再開発により変化した街、昔ながらの街。この2面性を持つ品川区という街ですが、もともと歴史は古く縄文時代から人が住んでいたそうです。なかでも大田区との境にある「大森貝塚」は国の重要文化財に指定されており品川区に古くから人が住んでいた証拠をみることができます。

 
それでは品川区の犯罪発生率、交通事故発生率を見てみましょう。
 

品川区の犯罪発生率と交通人身事故発生率

刑法犯発生件数(平成26年):3,649件
犯罪発生率:0.98%
出典:「警視庁」自治体別刑法犯発生件数を基に作成
住民102人に1人が被害に遭う計算となります。
 
交通人身事故(平成27年):752件
交通人身事故発生率:0.2%
出典:「警視庁」区市町村別交通人身事故発生状況を基に作成
住民495人に1人が事故に遭う計算となります。
 

品川区の犯罪発生件数は東京23区の中で16位、犯罪件数を人口で割った犯罪発生率は20位と、治安が良い街です。そして交通人身事故件数は東京23区のなかで14位、交通人身事故発生率は17位となっています。

 

品川区は東京23区のなかで犯罪発生率は低く、交通人身事故発生率はやや低い値になります。

人口、人口密度が東京23区のなかで中位に位置する品川区ですが犯罪発生率、交通人身事故発生率が高くはなく安全度が高い街といえるでしょう。

大きな繁華街はない品川区ですが、それでも山手線のJR五反田駅、JR目黒駅があるので人が多くいること考えれば、この2つの値は非常に立派な事件・事故発生率の低さといえます。

近年、品川区内で起きた事件

「五反田通り魔事件」

事件発生日時:2015年10月13日午前11時頃

事件概要:五反田駅近くの路上で通行人から男が人を刺していると通報が入る。警察が駆け付けたところ60代男性が背中を刺されていたそうです。警察は現場で包丁を持っていた30代とみられる男を殺人未遂の容疑で逮捕しました。

男は「人を殺してみたかった」などと供述していたそうです。幸い刺された男性は軽症だったようです。

 

残念ながら犯罪発生率が低い品川区でも、こういった事件は起きてしまいます。しかし通り魔的犯行のようなので、今回たまたま事件現場が品川区だっただけで、こういった事件はいつどこで起きるかわかりません。

通り魔事件で記憶に新しいのは秋葉原で7人の方が亡くなった通り魔事件ですが、通り魔事件というのは、いつどこで事件に巻き込まれるかわからないので防ぎようがありませんが少しでも出来る対策として不審な人、車、場所には近づかないようにしましょう。

品川区の人口密度

次に品川区の人口密度を見てみましょう。

人口:372,077人
区の面積:22.84平方キロメートル
人口密度(1平方キロメートルあたり):約16,377人
出典:「住民基本台帳による東京都の世帯と人口」を基に作成
 
ちなみにディズニーランドとディズニシーの2つを合わせた面積が、およそ1平方キロメートルなので品川区の人口密度は夢の国2つに約16,377人いる状態です。

品川区の子どもの割合と高齢者の割合

15歳未満の割合:9.98%
品川区を東京23区の中で15歳未満の割合が多い、少ないの2つで分けた場合、15歳未満の割合が少ないほうに入ります。

65歳以上の割合:19.37%
品川区を東京23区の中で65歳以上の割合が多い、少ないの2つで分けた場合、65歳以上の割合が少ないほうに入ります。

 
出典:「政府統計の総合窓口」2010年国勢調査を基に作成

品川区の15歳未満の割合と65歳以上の割合は東京23区のなかでは真ん中あたりに位置する値なので、どちら評価が難しいところですね。

品川区にある主要な駅

品川区 JR目黒駅の駅前品川区 JR目黒駅の駅前 写真出典:townphoto.net

最初にも述べましたがJR品川駅は品川区にはありません。住所は港区となっています。そして品川区にはJR目黒駅があり、目黒区ではありません。

そのため品川区にある知名度が高い駅といいえばJR山手線の目黒駅と五反田駅です。JR大崎駅もありますが駅周辺は再開発により高層ビルが多く働く街のみといったイメージが強かったので今回は入れませんでした。

目黒駅と五反田駅にも繁華街はありますが新宿、渋谷と違いそこまで大きくありません。洋服屋もそれほど多くはないですが飲食店は多く食事に困ることはない駅といったかんじでしょうか。

 
主要な駅
JR、東急、東京メトロ、都営地下鉄:目黒駅
JR、東急、都営地下鉄:五反田駅

まとめ

品川区は東京23区の中で犯罪発生率は低く治安がよく、交通人身事故発生率はやや低い街です。

これは数値以上に大きなことで品川区には企業などが多く、働く人、繁華街がそこそこあることを考えれば凄い事です。

さまざまな面で順位は平凡な品川区ですが事件、事故が少ないということは住まいを考えた場合に一番大切なポイントではないでしょうか。そんな品川区は住む価値が高い街といえるでしょう。

 


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