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葛飾区の治安はどう?犯罪発生率、交通事故発生率を調査!

2016年4月13日

葛飾区について

葛飾区写真出典:あの街この街

今回は葛飾区の治安についてです。

葛飾区といえば映画「男はつらいよ」シリーズの舞台となった場所として有名ですが、ほかにも漫画「こちら葛飾区亀有公園前派出所」が葛飾区亀有の設定となっていることで有名です。若いかただと「男はつらいよ」のイメージではなく漫画「こち亀」のイメージのほうが強いのではないでしょうか。

さて葛飾区といえば、このようなイメージがすぐに浮かびますが治安はどうなのでしょうか?調べてみました。
 


 
現在の葛飾区の治安や交通事故の状況を知るためにも、まずは葛飾区の簡単な概要を確認しておきましょう。
 
葛飾区は東京23区のなかで面積は7番目に広く、人口は9番目です。面積がそこそこ広いので葛飾区は人口密度が18番目と東京23区のなかでは人口密度が低いほうです。

産業を見てみると、かつての葛飾区は区内に複数の大型工場がありましたが、そのほとんどが閉鎖または地方へ移転し現在では中小の製造業が多い街となっています。

そして葛飾区の大きな特徴は1世帯あたりの人数が多く、おじいさん、おばあさんを含めた昔ながらの家族構成で住んでいる世帯が多いそうです。こういったことから、葛飾区出身の有名人、勝間和代さんもこう語っています。

葛飾区の特徴は、東京23区にありながら、まだほのぼのとした地元文化と職住近隣が残っていることです。

小さい頃は自然が十分に残っていて、中川や江戸川の河原でシロツメグサをとって王冠にして遊び、ヨモギをとってヨモギ団子を近所のおばあちゃんにつくってもらい、柴又帝釈天の参道で買った佃煮やさんのイナゴの佃煮を食べていました。

引用:葛飾区と慶應を振り返って | 勝間和代公式ブログ

 
さらに葛飾区内に住む子供は区内の学校に進む割合が東京23区のなかで高く、また区外から葛飾区内の学校へ進む子どもが少ないのが特徴です。このように葛飾区は他の区から人が入ってくることが少ない街といえます。

そのため葛飾区民は根っからの地元っこが多く、そうなれば昔からのご近所付き合いがあり、まさに映画「男はつらいよ」のように義理と人情にあふれる街なのです。

 
では次に葛飾区の犯罪発生率、交通事故発生率を見てみましょう。

葛飾区の犯罪発生率と交通人身事故発生率

刑法犯発生件数(平成26年):5,613件
犯罪発生率:1.25%
出典:「警視庁」自治体別刑法犯発生件数を基に作成
住民80人に1人が被害に遭う計算となります。
 
交通人身事故(平成27年):949件
交通人身事故発生率:0.21%
出典:「警視庁」区市町村別交通人身事故発生状況を基に作成
住民474人に1人が事故に遭う計算となります。
 

葛飾区の犯罪件数は東京23区のなかで11位、犯罪件数を人口で割った犯罪発生率は9位と、やや高い値です。

 

義理と人情の街、葛飾区ですがこの値は高いです。いくら義理と人情があり昔ながらの雰囲気だとしてもこれはいけませんね。

葛飾区内には、それほど大きな繁華街もなく、この2014年(平成26年)のデータを見る限り治安は、よくありません。

 

しかし交通人身事故発生率は15位と、やや低く交通事故には若干、遭いにくいといえます。

こち亀の舞台にもなっているくらいなので葛飾区は、もっと防犯面に力を入れてほしいですね。

近年、葛飾区内で起きた事件

「葛飾区 傷害事件」

事件発生日時:2015年10月15日21時10分頃

事件概要:葛飾区内にあるスーパーの前で男性が男と口論になり、2人は歩きながら口論を続け、約50メートル進んだところで男が突然ナイフを取り出し、男性の右腕を切り付けて逃走したそうです。

男性は軽傷で逃げた男は30歳くらいで片言の日本語を話していたそうです。

 

普段、ナイフを持ち歩いている人なんていったいどれくらいいるのでしょうか?明らかに異常ですよね?

北斗の拳じゃあるまいし、いったい誰に襲われるのか?誰を襲うのか?怖すぎです。

ただでさえ葛飾区は犯罪発生率が高いので、みなさん気を付けましょう。

葛飾区の人口密度

次は葛飾区の人口密度を見てみましょう。

人口:449,527人
区の面積:34.84平方キロメートル
人口密度(1平方キロメートルあたり):約12,903人
出典:「住民基本台帳による東京都の世帯と人口」を基に作成
 
ちなみにディズニーランドとディズニシーの2つを合わせた面積が、およそ1平方キロメートルなので葛飾区の人口密度は夢の国2つに約12,671人いる状態です。

葛飾区の子どもの割合と高齢者の割合

15歳未満の割合:12.09%
葛飾区を東京23区の中で15歳未満の割合が多い、少ないの2つで分けた場合、15歳未満の割合が多いほうに入ります。

65歳以上の割合:22.01%
葛飾区を東京23区の中で65歳以上の割合が多い、少ないの2つで分けた場合、65歳以上の割合が多いほうに入ります。

 
出典:「政府統計の総合窓口」2010年国勢調査を基に作成

葛飾区の15歳未満の割合は東京23区のなかで4番目に高く、65歳以上の割合も5番目となっています。

最初に述べましたが葛飾区は1世帯あたりの人数が多いので、このような結果となっています。子どもと高齢者の両方が多いのは葛飾区の良い点ですね。

葛飾区にある主要な駅

葛飾区 新小岩駅前葛飾区 北千住駅前 写真出典:townphoto.net

葛飾区内で、いちばん主要な駅といえば新小岩駅になります。その次に亀有駅といったところでしょうか。新小岩駅前は飲食店も多く葛飾区内で、いちばん大きな繁華街となるので、特に犯罪には注意しましょう。

 
主要な駅:新小岩駅、亀有駅

まとめ

義理と人情の街、葛飾区ですが残念なことに犯罪発生率が高く治安は良くありません。

昔から住み続けている人は慣れてしまっているので、それでもいいかもしれませんが引越しを考えている人には多きな問題です。

治安がよくて義理と人情の街、葛飾区に生まれる変わることを願うばかりです。

 


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