今回は「住宅購入費7000万円。終の棲家を求めてマンションを購入」というタイトルで住宅購入の決め手と住宅購入金額について教えてもらいました。
老人になってからの階段の上り下りが大変なことを考えて
50歳の男性で会社経営をしています。
今まで住んでいたのは、持ち家の戸建て住宅でしたが、昨今よくあるような、3階建ての縦長の住居でした。
まだ若いので、3階まで階段であがることも苦にはなりませんでしたが、実家で父親の介護と最期をみとった時に、老人になってからの階段の上り下りは非常に大変で、できれば、1フロアで、ベッドもリビングもトイレ、風呂も階段を使わずに暮らせるようにしたほうがいい、ということを痛感し、自分の50歳の年齢ということからも、そのような終の棲家を探し始めました。
その結果、いわゆるタワーマンションの最上階の100平米・3LDKの部屋を7000万円で購入しました。
このマンションを選んだ決め手はいくつかあり、以下の通りです。
このマンションを選んだ理由
1つは、先に書いたように、1フロアに生活するためのすべての要素が入っていること、という条件から戸建てではなく、マンションを選びました。
特にこのマンションはもとからバリアフリーで、車いすになった場合も問題なく通れる廊下幅などでしたので、条件的にはぴったりでした。
2つめは、100平米という広さですが、もともと戸建ての時には3階合わせて100平米の広さでしたので、それよりは狭い家には住みたくないし、荷物などを考えるとそれだけの広さがなければ、非常に手狭で「都落ち」の気分になってしまうだろうと考え、その広さにはこだわりました。
3つめは眺望です。
戸建ての時には、3階建てといっても近隣の住居と近接しており、窓を開けても前の家しか見えない、という状況でした。
それはそれで不便ではなかったのですが、やはりその家で死ぬなら、最後くらいは眺めのいい部屋で暮らしたいと思い、ちょっと無理をして最上階の部屋を購入しました。
4つめは、免震構造です。
私が住んでいるエリアは、まだ大きな地震にま見舞われていませんが、活断層の具合などから、30年の間に大規模地震が起こる確率はかなり高いといわれています。
その時に備えて、制震(揺れるけれど壊れはしない)ではなく免震(そもそも揺れを吸収するので揺れない)等構造のマンションを選びました。
いちばん大事な物件価格
最後に5つ目は、なんといっても価格です。
年齢的に新たにローンを組むことは避けたかったので、手持ちの貯金から、老後の生活費を除いてギリギリ出せる金額を算出し、その予算内で収まるのが7000万円だったの、その価格と合うこのマンションを選びました。
ということで、実はまだ建設中でできていないマンションなのですが、終の棲家として早く引っ越せる日が来るのを心待ちにしています。
関連記事
スポンサードリンク