今回は「住宅購入費1290万円。値下がりとエレベーターの有無で購入を決意」というタイトルで住宅購入の決め手と住宅購入金額について教えてもらいました。
絶対に買う!というより気に入った物件があればと探し始め…
42歳女性、会社員。
長年住んでいた分譲賃貸マンションからの引越しを考え始めて、最初は賃貸物件を見ていましたが、条件に合うものがなかなかないので、中古マンションの購入も選択肢に入れました。
何が何でも買いたい!というよりは、気に入った引越し先を見つけたい、という考えだったのです。
隣町の不動産屋を通りがかった時にもらってきたチラシの中に、検討外の地域に理想的な間取りの売り物件があったので、それまでもいくつか物件を紹介してくれた不動産屋さんに頼んで、内覧の申し込みをしました。
築30年近くの中古マンションで、駅からは15分と少々遠いのですが、全室に南(または南西)向きの窓がある2LDKで日当たりの良さはいうことなし。
キッチンはリフォーム済みで、壁や天井のクロスも張り替えてあり、フルリフォームに近いほどのリフォームが施されていて価格は980万円でした。
総戸数も20数戸で、小規模マンションの方が安心感もあります。が、難点がひとつ。
エレベーターがなかったのです。
エレベーターなしは気にならないが将来、売る場合を考えると…
売り物件は4階の部屋です。
私自身は階段の昇り降りは苦にならないけれど、今後売りに出すことになったら、あるいは自分が住めなくなって賃貸に出そうとした時、かなりのデメリットになりそう。
迷いに迷って、2週間後にもう一度内覧をお願いしました。
その際、担当の人が向かいのマンションにも売りに出された部屋があるから、と併せて内覧の手配をしてくれていたのです。
こちらも同じく2LDK。
分譲マンションにありがちな間取りで、1部屋は申し訳程度の窓(北向き)が付いているだけです。が、メインのLDKともう1部屋は南向きでした。
リフォームはクロスを張り替えている程度ですが、キッチンやお風呂の設備はそれほど古くはないようでした。
そして何より4階建てという低層マンションなのに、こちらはエレベーターが付いていたのです。
価格は1480万円。一気に1.5倍です。
どちらも即購入の決心はつかず、それからまもなく980万円の方は売れたようでした。
いずれ売却する時のことを考えて安心感のある方を選んだ
ひと月ほどたって、件の不動産屋さんから連絡があり、1480万円のマンションの価格が下がり1380万円になったとのこと。
そこでもう一度内覧をお願いしました。
細かなチェックもして、リフォームにもお金がかかりそうなので、もう少し下がらないか交渉してもらうことにして、購入申し込みをしました。
結果、1290万円(諸経費別)になり、入居前に浴室だけはリフォームしました。
購入の決め手は価格と、そしてエレベーターの有無です。
先に見たお向かいのマンションの方が価格もずっと安く、間取りも理想的ではありましたが、いずれ売却する時のことを考えて、安心感のある方を選びました。
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