今回は「治安・環境が悪いと感じた兵庫県尼崎市。家族で住むには…」というタイトルで、あなたが実際に住んで治安、または環境が悪いと感じた街について教えてもらいました。
※あくまでも個人の感想によるものです。
道路の横に置かれている看板を見てみると…
自営業をしている32歳の男です。兵庫県尼崎市に住んでいた時、感じた事です。
尼崎市は東西に3本の電車が走っています。
一番北側に阪急電車、真ん中にJR、一番南が阪神電車といった具合なのですが、特に治安の良くないのが阪神沿線沿いです。
最近は開発が進み駅前周辺の治安は比較的よくなって来ているとの意見を知人から聞き、一時期住んでいました。
尼崎は治安が良くないというのはテレビ等でもよく言われるのですが、それを意識せざるを得なかったのが道路の横に置かれている看板です。
「シンナーは身体を蝕む」「覚せい剤追放」「麻薬は人生を滅ぼす」などの文面が並んでいるのを見て、これほど看板で注意喚起しなければならないような状態なのか、と薄ら寒い感情を抱いたのを覚えています。
ただ実際に住んでいてそういう人間に出会った事はなかったので、自然と昔設置された看板がそのままになっているのだと考えるようになりましたが。
ガラがいいとは言えないがフランクな人も多い
阪神尼崎の周辺にある商店街は、買物をするには便利なのでよく利用していました。
しかし駅からの入り口周辺にはパチンコ屋が多く、お世辞にもガラがいいとは言えない雰囲気でした。
その商店街から1本道を外れると風俗店が点在し(以前はもっと多かったと聞きましたが)、小さな子供がいるようなファミリー層の方が住むには少しネックになるのでは、と思いました。
ただ商店街の中にある店舗のご主人はどの店の方でもフランクで優しくもあり、買物の際にはオマケをしていただいたりと温かい人情の残る街であることも実感しました。
居酒屋や飲食店では初対面であるにもかかわらず仲良く話かけていただいたりもして、独身かつ地の人間でない私が寂しさを感じる事なく過ごす事ができました。
他の土地に比べて酔っぱらってる人が喧嘩をしている確率が高かったのには驚きました。
ラブホテルを意識する事なく遊び回る親子
面白いと感じたのは至る所にあるラブホテルでした。
特に尼崎駅の北側にはラブホテルが密集しており、その周りには普通に住宅街が広がっていました。
路地ではそのラブホテルを意識する事なく親子が遊び回っていて、それだけ前から当たり前のようにあるものなんだと若干のカルチャーショックを受けました。
環境がいいかと言われれば悪いと思いますが、交通に関して生活の不便さは感じるどころか、大変に便利でした。
大阪や神戸へ向かうにも電車で1本で行けますし、車やバイクの場合でも2号線と43号線という大きい道路もあります。
相対的に考えると治安の悪さを感じる場面は多かったですが、個人的な観点だと独身男性が住むには面白い街だと思います。
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