今回は「注文住宅で良かった点と悪かった点から学んだこと」というタイトルで、注文住宅を購入して良かった点と悪かった点について教えてもらいました。
注文住宅購入までの流れ
29歳男性、会社役員である私は家を注文住宅で購入しました。
注文住宅は建売とは違い、土地選びから、レイアウト・設備・材質等決めることがたくさんあります。
ほとんどの場合は建設会社の担当に要望を言い、その要望を元にある程度設計図や材質等サンプルを用意してもらえます。
そして、そのサンプルから家族の要望や担当の方のアドバイス等を聞き、リファインしていきます。
注文住宅は図面が読めないと完成図をイメージできず…
この作業で注意しなければならないのが、図面が読めないと完成図がイメージできず、建てた後に後悔しかねないということです。
このように自分で一から全て決められることは注文住宅で良い点でもありますが、同時に悪い点にもなることを最初に認識しておく必要があると言えます。
注文住宅で一番起こりうることは、当初考えていた予算をオーバーしてしまうのに、予算オーバーで建ててしまうことです。
人間とは不思議なもので、良いものを見せられた後に多少品質や見た目を下げたものを見せられても、それを選べない生き物なのです。
ましてや人生でほとんど一度きりの大きな買い物とうこともあり、多少無理をしてでもと良い方(予算オーバー)を選んでしまうのです。
これは欲に目の眩んだ買う人の心の問題でもありますが、冷静に考られなくする建設会社と注文住宅ならではの悪い点と言えます。
注文住宅も建ぺい率や容積率をギリギリで設計してほしい
また注文住宅は良い意味で法律順守です。
注文住宅は建ぺい率や容積率を余裕をもってクリアするよう設計している感があります。
建売ではそれぞれギリギリまで使い設計するのを考えれば、注文住宅も最初から基準をギリギリまで生かした設計をしてもらいたいものです。
そうすれば多少でも家を広げられたかもしれません。
注文住宅は構造に注文できることが最大の良い点
このように注文住宅の悪い点ばかり列記すると良いことはないのかと思われるかもしれませんが、注文住宅は先に述べた悪い点を差し引いても有り余る良い点があります。
一から決められることは前述しましたが、その中でも構造に注文できることは最大の良い点です。
耐震等級を3にし、耐震ダンパーなる機材を壁面に設置したという安心は注文住宅だからこそ得ることができました。
日本は地震大国であり、いつ自分の家に大地震が襲うともわかりません。
建売では耐震性をそこまで期待できませんが、注文住宅は自分が本当に安心して暮らせる家を建てる唯一の手段だと言えます。
また注文住宅は唯一のデザインの家であり、同じ家が二つと存在しないことは、所有欲を何より満足させてくれる要素です。
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