今回は「注文住宅は自分のこだわりが詰まった家です」というタイトルで、注文住宅を購入して良かった点と悪かった点について教えてもらいました。
新しい人達で新しいコミュニティを作る方がいいと思い分譲地を購入
35歳女性、講師をしています。
生まれた時から親が建てた自分の家に住んでいたので、自分も絶対に家を建てて住むんだ、と思っていました。
騒音のトラブルや周りにいろいろな気を使わなければならない、ということで学生時代や就職直後のアパート暮らしが苦痛で仕方ありませんでした。
また、ペット飼育が可能な物件が極端に少ないことも、自分で家を建てようと決めるのに十分な理由です。
地元の不動産屋のホームページをチェックし、良さそうなところを見つけたので問い合わせたところ、次の年に新しい分譲地ができることを教えてもらいました。
同程度の土地面積で値段は150万ほど差があったのですが、すでに出来上がっているコミュニティに参加するよりは、お互いが新しい人たちで新しいコミュニティを作る方がいいと思い、新しい分譲地を購入することにしました。
注文住宅は最初に自分の希望を伝え、その後に削る方が楽
いよいよ住宅の購入です。
最初はとにかく自分の希望をこれでもかと詰め込んでもらい、少しずつ削っていく、というやり方で図面を作成してもらいました。
中でも譲れなかったのが仕事スペースとウォークインクローゼットです。
自分の寝室も広めに作ってもらいました。
他には、2階へはリビングを通って上がれるようにすること、シューズクローゼットを作る、和室を設ける、掃除が楽な作りにこだわりました。
かなり注文をつけたおかげで、自分の希望する内容がほぼつまった理想的な間取りができあがりました。
まずはどんな小さなことでも自分の希望することは全部詰め込んでもらえるのが注文住宅のいいところだと思います。
できあがった図面を見ると、「これはいらないな」と冷静に削っていけるから不思議です。
付け足すよりも削る方が楽です。
自分の勉強不足で後からこうしておけばよかったと後悔…
逆に悪かった点は、自分の勉強不足です。
コンセントの位置や数など、もう少ししっかり配置する家具と照らし合わせておけばよかったと思いました。
十分な数があると思ったけれど、実際には仕事スペースにもう一つつけておけばよかったな、と思います。
また、シューズクローゼットの部分に窓をつければよかった、と思います。
電気はつくのですが、夏場など外が明るいのにわざわざ電気をつけないと靴がとれないので、明かり取りの窓をつければよかったと後悔しています。
一生で一番の大きな買い物で理想の家を作るには注文住宅
注文住宅はわがままを聞いてもらえる分、値段もそれ相応にかかります。
わりと大きい家にしたせいもあるのでしょうが、結構予算オーバーしてしまい、その後の生活が少し大変でした。
今はもう大丈夫です。
いずれにせよ、家は一生で一番の大きな買い物なので、自分のこだわりが詰まっている理想の家を作ることができる注文住宅は素晴らしいと思います。
ただ、しっかりイメージやビジョンを持っておかないと「あれが足りない、これが多い」となってしまうので注意が必要だと思います。
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