今回は「住宅購入費1100万円。決め手は学校が目と鼻の先ということ!」というタイトルで住宅購入の決め手と住宅購入金額について教えてもらいました。
6年前に夫との共同名義で中古マンションを購入
現在37歳の女性、主婦ですが在宅でライター業をしています。
今から6年前に、夫との共同名義で中古マンションを購入しました。
その当時、私は初めての出産の後で、慣れない育児に疲れ切っていました。
成長する我が子を見るにつけ、住んでいた賃貸マンションでは手狭すぎるし、また子育てに適した環境でもない…ということで、新しく住まいを探してもいたのです。
とにかく私は育児疲労でそういった活動をする気力が全く出ず、夫が物件を探しては下見に行く、ということを繰り返していました。
そもそも、当時の私は職もなく、育児にがんじがらめになっており、「住宅ローンを組んで住居を購入する」という行為が恐ろしく高いハードルに思えたのです。
そんなにうまくいくのだろうか、と消極的な態度でした。
古くて安い物件はリフォームに大きな金額がかかる…
住まい探しの地域としては、治安がよく公園などの多い隣町を考えていたので、夫はそこで何件か中古マンションの下見をしました。
いずれも古くて安いのはいいけれど、修繕やリフォームにかなり大きな金額がかかるだろうと思われる物件ばかりでした。
感触がよいものに関しては私も何度か同行して2度目の訪問をしたのですが、何となく粗探しをして「やっぱりここはやめたほうがいい」という夫婦の結論が下りることばかりでした。
それが数か月ほど続いたある時、「今回のはちょっと違う、けっこう安いんだ」と、一度目の訪問を終えた夫が言いました。
ベビーカーを押して2回目の訪問に同行することになりました。
築年の古さ、内装のいたみ具合などは今まで見てきた中古物件とほぼ同じでした。
ですが、不動産屋さんが電動式の大型シャッターを開けて、ベランダから外を見た時にはっと思えたものがありました。
「あの白い建物はなんですか?」思わず聞いた私に、不動産屋さんはこれぞ切り札、という笑みを浮かべました。
「小学校です。しかも、すぐ裏手には幼稚園があるんですよ!」…と。
確かに、風にのって子どもたちの声が聞こえてきました。
ここは本当に学校の目と鼻の先だったのです。
学校への通学が大変だった私は子供の為に学校が近い物件を!
子どもの頃、私は通学路で難儀しました。
いじめっ子たちに追いかけられたり、途中でお腹を痛くしたり、台風や大雨でずぶぬれになって風邪を引き込んだり。
子どもの足で徒歩30分の通学路をいつもうらめしく思っていたのです。
帰宅後、主人に私は「ここがいい、学校が近くにあるということは子どもにとって必ずプラスになるはずだ」と強調しました。
幸い、交渉後の値段も1100万円という破格のもので、私たちは銀行でローンを組み、購入にこぎつけたのです。
今現在、成長した子どもはこの学校に毎日通っています。
「雨降っても、家がすぐ近くっていいよな~」とのんきに笑う姿を見て、私は自分の決断が正しかったと心中でガッツポーズをしています。
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