今回は「時間と手間はかかるが好みに合った自由な設計が可能!」というタイトルで、注文住宅を購入して良かった点と悪かった点について教えてもらいました。
自分たちの生活スタイルに合わせた家づくりが出来た
41歳女性、専業主婦です。
5年ほど前に注文住宅を購入しました。
注文住宅の最大の良さは、自分たちの好みに合わせた家づくりが出来る点だと思います。
間取りや設備、外装だけでなく、フローリングや壁紙、ドアなどの細かな内装もすべて自分たちで選ぶことが出来ます。
私達も「キッチンは対面式で広めに」「和室を一部屋つくる」「子ども部屋は1つ」など自分たちの生活スタイルに合わせた家づくりをすることが出来ました。
ゆっくりと時間をかけながら、こだわりのある家づくりをしたいという人達にはおすすめだと思います。
グレードを上げる事もコストを抑えることも可能なのが注文住宅
費用面でも、自分たちの判断でグレードを上げてどんどんお金をかけることも、逆にコストを低く抑えることも可能です。
私達はキッチンや浴室にはそこそこお金をかけましたが、その他の部屋については、不要なものは出来るだけカットして、ローコストに抑えました。
着工してからも、建築中の様子を自分たちの目で見ることが可能です。
私達も時々、ハウスメーカーの担当の方と一緒に現場の様子を見に行きました。
自分たちの目でしっかりと確認することが出来るという安心感もあると思います。
建築途中で「やっぱりここはこうすれば良かった!」と考えが変わったりした時も、メーカーの担当の方と現場の責任者の方の承諾を得ることが出来れば、(私達の場合は)途中で変更することも可能でした。
自由な設計が可能なだけに、すべての内容を決定するのが大変
一方、デメリットと言える部分ももちろんあります。
注文住宅は自由な設計が可能なだけに、それらのすべての内容を決定するのにかなりの時間がかかります。
例えば、浴槽の色ひとつをとってみても、夫と妻、あるいは嫁と姑とで意見が異なった場合など、両者の意見をすり合わせる必要が出てきます。
ひとつひとつの事柄に対し、家族全員の意見を聞いてひとつにまとめることはかなりの時間と手間がかかります。
設計は自由に出来るが完成した様子を具体的にイメージしづらい
また、設計は自由に出来ますが、それを図面上で行うため実際に完成した様子を具体的にイメージしづらいです。
私達も「子ども部屋は6畳にされる方が多いですよ」と聞かされたのでそうしたのですが、ベッドや机、本棚、ドレッサーなどを室内に入れてしまうと空いたスペースはかなり狭く、お友達が大勢で遊びに来た時など、子ども部屋を使うのは無理があります。
リビングダイニングも広くとったつもりでしたが、テレビボードにソファ、子どもが勉強するための小さな机、電子ピアノまでも入れてしまったのでこちらも狭く感じてしまいました。
リビングの奥に小さな和室をつくったのですが、和室をなくしてその分リビングをより広くすれば良かったと後悔しています。
このように後悔している部分ももちろんありますが、「住めば都」です。
時間をかけてゆっくりとつくり上げた分だけ、愛着もひとしおです。
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