今回は「建売住宅は新築の土地付き一戸建てが安く手に入る!」というタイトルで、建売住宅を購入して良かった点と悪かった点について教えてもらいました。
土地付き一戸建て1790万円という破格の値段!
30代後半女性。
建売住宅を実際に買った人間として、メリットは何といっても新築、土地付き一戸建てが、お安いお値段で手に入ることです。
我が家ではテレビ番組のリフォーム番組がお気に入りでよく見ているのですが、毎回のように出る呟きが「このリフォームするお金あったら我が家が買えるよ……」というもの。
我が家のスペックは、人口三十万都市で新幹線駅から徒歩で十分以内という好立地、駐車場二台付き、40坪、二階建て、建坪は14坪×2=28坪で、1790万円という破格の数字です。
そのため、3000万円以上するリフォームなどが出てくると「我が家が二軒ぶん……」という呟きになり、1500万円以上のリフォームだと「我が家が買える……」となります。
なまじなリフォームより、建売住宅の方がずっと安いのです。
建売住宅の購入を決意した経緯
実は建売住宅を買う前に住んでいた家で雨漏りが発生し、家を直そうかという話になり、そうなるとあちこちにガタが来ていて外壁にはヒビまで入っていたので、それも直そうかという話になりました。
そこで見積もりをとってみると1千万を超えたので、築30年以上のボロ屋にリフォームしてお金をかけるより、建売住宅の方がずっといいんじゃないかということで家族の意見がまとまり建売住宅を購入することが決まりました。
そして内覧に行ってみるとやっぱり新品はいいですね。
壁紙もぴかぴか。トイレもぴかぴか。シンクもぴかぴか。
浴室も三十年前の冷え切ったタイルの浴室とは大違いのスイッチ一つでお湯が沸く給湯設備が整い、クローゼットももちろん新品で、階段には現代の住宅用としては標準装備なのか、しっかり手すりがついていました。
新築だからこそできることがある!
そして、新築だからこそできることがあります。
私は購入してすぐ、家具を搬入する前に、痛みやすい床をコーティングするフロアコーティングをしました。
これをすると傷みやすいフローリング床の上に硬い特殊ガラスの膜ができるのですが、こういった処置は賃貸では不可能で、自分で買った家にしかできません。
フロアコーティングは一度したら効果はほぼ恒久的です。
一応寿命は二十年と言われましたが、それは保証期間の話であって、剥がすのは相当の大作業になると思われます。
デメリットは同じような外観の家が多い…
そしてデメリットは建売住宅なので、近くに同じような外観の家が多数建てられる事が多い、ということです。
我が家の場合、元は田畑だったとかでかなり広い土地を分割したのでしょう。
6軒ほどの家が建てられました。
私が買ったのはその一つです。
そのためそっくりな家が並んでおります。
悪く言えば無個性で埋没しているということです。
また、知らない人でも良く似た外見の家が並んでいるので建売だとわかるということもあります。
私は自分の家が建売だということを気にしていないので気になりませんでしたが。
間取りや機能性を追求したい人には向かない建売住宅
また、間取りはもう建っているので固定です。
自分の好きなように部屋を区切ることはできません。
シンクも浴室も新品がもうすでに入ってる、というのは私にとって好材料でしたが、奥様なら機能性キッチンを買いたいという方もいらっしゃるでしょう。
それが建売の欠点です。
自分の好みを家に反映できないのです。
家にオリジナリティ、自分の家だからこそ間取りや機能性を自分の気の住むまで追求したい人には向かないでしょう。
以上が、私が考える建売住宅の長所と短所です。
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